初心者におすすめの少額投資5選|フリーランスは投資しよう!

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現在の日本は少子高齢化が進み、受け取れる年金は年々減少傾向です。そのため政府は国民に投資を促し、年金で足りない分を補わせる政策を打ち出しています。

「ふざけんな!」と言うのは簡単ですが、何も手を打たなければ老後に苦しむのは自分。文句を言っても誰も助けてくれないので、不本意ながら政府が打ち出している「投資」政策を利用しましょう。

特にフリーランスは厚生年金が受け取れないので、税制上の優遇措置を受けられる投資を活用すべきです。

今回は、フリーランスや投資初心者におすすめの少額投資を5つ紹介します。

絶対に安全な投資はありませんが、本記事で紹介しているものは比較的低リスクのものです。ぜひ試してみてください。

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目次

100円からできる!初心者におすすめの少額投資5選

「資産運用してみたいけど、元手が少ない」という人には、次の5つの投資方法がおすすめです。

初心者におすすめの少額投資
  • つみたてNISA
  • iDeCo
  • 暗号資産(仮想通貨)
  • 不動産クラウドファンディング
  • ポイント投資

つみたてNISA

「つみたてNISA」とは、主に少額の分散投資を支援する、国の非課税制度です。

通常、投資で利益を得た場合には税金がかかりますが、つみたてNISAを利用すると投資開始から20年間分の利益については、課税されません。

ただし非課税になる投資額には上限があり、2023年5月現在の非課税枠は年間40万円までと制限があります。

毎月33,333円をつみたてNISAで投資する人が多いのは、年間40万円の非課税枠が理由です。

つみたてNISAで投資できる株式は「公募株式投資信託」と「上場株式投資信託(ETF)」に限定されており、比較的リスクが少ないものに限られています。

投資初心者も始めやすいでしょう。

2024年1月から「新NISA制度」が始まります。非課税投資枠が360万円まで拡大し、非課税保有期間が無期限になるので、より長期的な運用が可能になりますよ!

つみたてNISAを始めるには「証券口座」が必要

つみたてNISAを始めるには、つみたてNISA用の証券口座を開設する必要があります。

開設できるつみたてNISA用の証券口座は1人1口座なので、ポイント還元率の高さや使い勝手の良さで選ぶと後悔しにくいでしょう。(※ 証券口座の乗り換えは可能です)

わたしは「楽天カード(楽天キャッシュ)&楽天証券」でつみたてNISA用の証券口座を開設しましたが「三井住友カード(NL)&SBI証券」もおすすめです。

どちらも商品ラインナップが豊富で、100円から投資が可能です。さらに指定のクレジットカードで決済すればポイントも貯まるので、迷ったら楽天証券かSBI証券から選ぶとよいでしょう。

楽天カード(楽天キャッシュ)&楽天証券 三井住友カード(NL)&SBI証券
  • 商品ラインナップ:190本
  • 最低投資可能金額:100円〜
  • 楽天ポイントが貯まる(0.2% or 0.5%)
  • 日経新聞が無料で読める
  • 商品ラインナップ:170本以上
  • 最低投資可能金額:100円〜
  • クレカ決済でVポイントが貯まる(0.5%〜5%)
  • 保有額に応じて、投信マイレージのポイントも貯まる

おすすめファンド(商品)

証券口座を開設したら、投資する商品を選びましょう。多くの人が選び、おすすめしているファンドは次の4つです。

おすすめファンド
  • eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)
  • eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)
  • 楽天・全米株式インデックス・ファンド(楽天・VTI)
  • SBI・V・S&P500インデックス・ファンド

ファンドの内容を確認し、納得したうえで上記4つから選ぶと失敗しにくいでしょう。

「必ず利益が出る」と約束しているわけではありません。利益が確約できる投資はないことを把握しておきましょう。

参考:つみたてNISAの概要-金融庁

iDeCo(個人型確定拠出年金)

iDeCo(イデコ)は、自分が拠出した掛金を、運用し資産を形成する私的年金制度です。フリーランスなら、掛金が全額「小規模企業共済等掛金控除」の対象となるので、税金対策にもなります。

加入は任意ですが、運用益は非課税で、受け取り時も控除対象になるなどのメリットがあるので、活用すれば老後資金を確保しやすくなるでしょう。

限度額の範囲内なら、月々5,000円以上から1,000円単位で掛金を決められます。

基本的に60歳にならないと引き出せない資産ではありますが、5,000円という少額から税制上の優遇措置を得つつ投資ができる、非常に魅力的な制度です。

なお、iDeCoを始めるには、iDeCoを取り扱っている金融機関で口座開設をする必要があります。約160の金融機関でiDeCoを取り扱っているので、次の3ポイントを参考に自分に適した金融機関を選びましょう。

iDeCo金融機関の選び方
  • 商品ラインナップの豊富さ
  • 手数料の安さ
  • サービス内容のわかりやすさ

参考:iDeCo公式サイト-国民年金基金連合会

暗号資産(仮想通貨)

暗号資産(仮想通貨)も、少額投資に向いています。

仮想通貨取引所によっては1円や500円などの少額から暗号資産が購入できるので、もし暗号資産に興味があるなら、少額購入できる国内取引所を選びましょう。

暗号資産取引所を選ぶ際には、金融庁・財務局の登録を受けた国内の取引所を選んでください。

多くの暗号資産は、法定通貨のように管理者が存在しません。価格変動が激しく、詐欺のリスクもあります。

冒険はせず、まずはメジャーコインと呼ばれる「ビットコイン(BTC)」「イーサリアム(ETH)」などを少額だけ購入し、暗号資産の世界に慣れることから始めるのがおすすめです。

おすすめ国内暗号資産取引所4選

国内の暗号資産取引所は複数ありますが、まずはセキュリティ性が高いメジャーな取引所を選びましょう。

おすすめ国内暗号資産取引所
  • コインチェック:500円からビットコインが買える
  • DMM Bitcoin:土日祝も含めた365日サポートあり
  • GMOコイン:最短10分で口座開設可能
  • bitFlyer:Tポイントをビットコインに交換できる

不動産クラウドファンディング

「不動産投資はまとまったお金がないとできない」と思って諦めているなら、不動産クラウドファンディングの利用がおすすめです。

1万円から不動産投資ができるサービスが多く、面倒な投資物件の運用や管理は不要なので、ほとんど手間がかかりません。

想定利回りが3%以上の物件が多いため、ただ貯蓄している余剰資金があるなら、不動産クラウドファンディングに投資したほうが利益を得やすいでしょう。

ただし、必ず利益が出るとは確約できず、場合によっては元本割れのリスクもあります。

多くの不動産クラウドファンディングでは、投資家の損失リスクを低減する「優先劣後」の仕組みを採用していますが、絶対に投資家に損失が出ないとは限りません。

Q.優先劣後方式とは?

A.投資家を「優先出資者」、不動産会社(サービス会社)が「劣後出資者」となり、利益が出た場合には優先出資者から分配、損失が出た場合には劣後出資社から負担する仕組みのこと。
劣後割合によっては、損失が出ても投資家に損失の負担がない=元本割れを防げる構造となっています。

1万円から不動産投資ができ、優先劣後方式を採用している不動産クラウドファンディングサービスとしては【大家 どっとこむ】がおすすめです。

GMOあおぞらネット銀行を利用すれば、入出金時の振り込み手数料が無料なので、無駄なくサービスを利用できます。

不動産投資に興味があるなら「セミナー」参加がおすすめ

「不動産クラウドファンディング」をやってみて、本格的に不動産投資をしてみたいと思ったら、無料のセミナー・勉強会への参加がおすすめです。

知識がないまま不動産投資をすると、管理や運用が難しく、失敗を招く原因となります。

不動産会社の選び方やどのような物件を選ぶべきかなど、セミナーや勉強会に参加すれば不動産投資への理解が深まるので、積極的に参加しましょう。

特にオンライン参加が可能なセミナーなら、スキマ時間に自宅からの参加も可能です。

大手不動産会社が開催している、オンライン参加可能な無料セミナーとしては「日本財託」や「グローバル・リンク・マネジメント」がおすすめです。

内容は初心者向けで、セミナー終了後に個別相談会も開催しているので、これから不動産投資を始めたい人にピッタリでしょう。

ポイント投資

「元手がほとんどないけど投資したい」と思っているなら、ポイント投資から始めてみてはいかがでしょうか。

特に放置されたままのポイントがあるなら、ポイントを有効活用できます。無料で投資できるので「まずは試してみたい」という人にもおすすめです。

ポイント投資できるおすすめの証券会社は、次の5社です。

証券会社 使えるポイント
SBI証券 Tポイント
Vポイント
Pontaポイント
dポイント
JALマイレージ
楽天証券 楽天ポイント
LINE証券 LINEポイント
日興フロッギー dポイント
auカブコム証券 Pontaポイント

まずは、普段から自分が貯めているポイントに対応している証券会社を選んで口座を開設してみましょう。

初心者が投資する際の注意点4つ

これから投資をしたいと考えているなら、次の4点に注意して始めましょう。

絶対に損をしない投資はありません。失敗した場合の被害を最小限に抑えるために重要なポイントなので、しっかり把握しておきましょう。

投資をする際の注意点
  • 必ず「余剰資金」を使う
  • 勉強する必要がある
  • 長い目で見る
  • できれば「分散投資」でリスクを分散させる

必ず「余剰資金」を使う

投資には、必ず余剰資金を使いましょう。

Q.余剰資金とは?

A.日常生活に必要な資金と将来のための貯蓄分の資金を確保した上で、余った資金のこと。毎月自由に使える「ポケットマネー」「お小遣い」などが該当する。

生活や将来に必要な資金を削って投資すると、損失が出た場合に生活が成り立たなくなる可能性があります。将来の計画も狂ってしまうので、生活費や必要な貯蓄分を削って投資するのはやめましょう。

余剰資金が少ない場合は、ポイント投資がおすすめです。

ポイントは普段の買い物で還元されたもののため、仮に失敗しても日常生活や将来のための貯蓄に影響が出にくいでしょう。

勉強する必要がある

投資は儲かる可能性がある反面、損失のリスクが伴うものです。リスクを回避しやすくするためには、自分で勉強する必要があります。

投資にもFXや株式、投資信託、暗号資産、不動産投資など複数の種類があるため、まずは興味がある投資に絞って、初心者向けのサイトや本を読みましょう。

セミナーや勉強会に参加するのもよい手段です。プロから正確で最新の情報を得られます。ただし、なかにはしつこい勧誘や詐欺目的のセミナーも含まれているので、注意が必要です。

大手企業が開催しているセミナー・勉強会に絞り、口コミ・評判をリサーチしてから参加しましょう。

長い目で見る

ビットコインの値動き

投資を始めたばかりの頃は、小さな値動きに一喜一憂しがちです。大幅に下落すると、焦って売却したくなる人も多いでしょう。

しかし、場合によっては下落は一時的で、数日〜数ヶ月でまた元の価格に戻るケースもあります。

一時の価格変動に惑わされず、社会情勢や企業情報をしっかりリサーチし、冷静に売買を判断しましょう。

特に暗号資産(仮想通貨)は、値動きが大きい傾向にあります。しかし「ガチホ」という言葉があるように、下落しても売らずに持っておく人も多いんですよ。

できれば「分散投資」でリスクを分散させる

投資にはリスクがつきものなので、分散投資でリスクを分散させる方法がおすすめです。

例えば、毎月3万円を投資する場合、1万円を暗号資産、1万円を不動産クラウドファンディング、1万円を投資信託というように分散すれば、暗号資産で損失がでても、他2つで利益が出れば損失をカバーできます。

3万円全てを投資信託に使う場合も、異なる複数のファンドに投資すれば分散投資が可能です。

投資をするならリスクに備えておく必要があります。分散投資をすれば、大きな損失を防ぎやすくなるでしょう。

まとめ

今回は、初心者向けに少額から投資できる方法を5つ紹介しました。

つみたてNISAやiDeCoは税制上の優遇措置を受けられるので、非常におすすめです。特にフリーランスはiDeCoを活用すれば、税金対策にもなります。

「まずは気軽に投資したい」という人は、ポイント投資が向いています。

投資にはリスクが伴うことを把握し、まずは自分にとって無理なく始められる範囲の資金で投資しましょう。

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この記事を書いた人

田舎在住のSEOライター。
女の子を1人子育て中、1人は独り立ち済みの2児の母です。

38歳になり、20代と比較すると約15kgも体重が増加してしまいました。
これではいけないと思い、まずは健康的な食生活と運動習慣を身につけようと日々奮闘中です。

無添加の調味料や有機野菜(無農薬・減農薬野菜)など、本当に意味で「身体が喜ぶ」ような食事を目指しています。

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