楽天モバイルのポケット型WiFiをpovoで0円運用してみた

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「1円で購入した楽天モバイルのポケット型WiFi(Rakuten WiFi Pocket 2B/2C)を、以前のように0円運用したい」と考えているなら、povo 2.0への乗り換えがおすすめです。

povo 2.0は、基本料金0円で契約できるauの格安ブランド。通信したいときだけ、必要なデータ容量を「トッピング」で追加する料金システムを採用しています。

つまり、トッピングを追加しなければ月額0円での運用が可能です。

そこで今回は、ポケット型WiFiを0円運用したい人に向け、楽天モバイルのポケット型WiFiをpovo 2.0で利用する方法を簡潔に紹介します。

ポケット型WiFiの0円運用は「いつもは自宅で作業しているけれど、天気の良い日は公園で仕事がしたい」という人に非常におすすめ!ぜひ参考にしてくださいね。
目次

楽天モバイルのポケット型WiFiをpovo 2.0で利用する手順

楽天モバイルのポケット型WiFiを楽天回線で利用していた場合、回線をpovo 2.0へ乗り換える必要があります。おおまかな乗り換え手順は、次の4ステップです。

ポケット型WiFiの楽天回線をpovo 2.0に乗り換える手順
  1. povo 2.0の公式サイトから他社乗り換えで申し込み
  2. 楽天モバイルで転出手続き(povoアプリから自動で遷移します)
  3. SIMカードが届いたらSIMの有効化
  4. ポケット型WiFiにSIMカードを挿して接続設定

2の「楽天モバイルで転出手続き」は、同じ電話番号を使用して乗り換える場合に必要な手順となります。

povoを新しい電話番号を取得して契約後、楽天モバイルを解約する場合には不要です。

電話番号にこだわりがないなら、povo契約→SIMカードの有効化→使えることを確認してから楽天モバイルを解約という手順のほうがスムーズに手続きできますよ。

①povo 2.0の公式サイトから他社乗り換えで申し込み

povo

画像出典:povo 2.0

    まず、povo 2.0の公式サイトから、povoへ申し込み手続きをしましょう。スマホから、povoアプリをダウンロード&インストールしたら、あとは画面の案内通りに必要事項を入力するだけです。

    申し込む際の注意点は、次の2点です。

    申し込み時の注意点
    • 「通話+データ」で申し込む
    • 「SIMカード」で手続きをする

    povo 2.0では「通話+データ」と「データ専用」、2種類の申し込み窓口があります。ポケット型WiFiなので「データ専用」を選びがちですが、データ専用はSIMタイプがeSIMのみなので、必ず「通話+データ」を選んでください。

    eSIMは楽天モバイルのポケット型WiFiでは使用できないので、注意が必要です。

    また、同じ理由から申し込み時のSIM種別は「SIMカード」を選びましょう。

    ②楽天モバイルで転出手続き※電話番号をpovoで引き継ぎたい場合

    ※MNP転出で電話番号を引き継がなくても、povo契約→(SIMカードを挿入して使えることを確認してから)楽天モバイル解約でも手続きできます。

    他社乗り換えの場合、申し込み手続きの途中でMNP転出手続きが必要となります。MNP予約番号を事前に取得して乗り換える方法もありますが、楽天モバイルとpovoは「MNPワンストップ」での乗り換えが可能です。

    事前にMNP予約番号を取得しておかなくても、povoへの申し込み手続きの途中でMNP転出ができます。

    povoアプリでの手続き途中、MNP転出の項目で「MNP予約番号を持っていない」を選び、現在利用中の回線で「楽天モバイル」を選ぶと、楽天モバイルのサイトに自動遷移します。

    画面の案内に従って、MNP転出手続きを進めましょう。

    ここで注意なのが「ワンタイムパスワードが届かない」点です。楽天モバイルではワンタイムパスワードがSMSで送信されるため、ポケット型WiFi回線ではSMSの確認ができません。

    そのため「ワンタイムパスワードが届かない方はこちら」のリンクから、楽天モバイルのサポートセンターへ問い合わせ、ワンタイムパスワードなしでも手続きができるように依頼する必要があります。

    わたしはチャットで問い合わせましたが、かなりスムーズに手続きできたかと思います。

    最初に「ポケット型WiFiの回線なので、SMSの確認ができません。メールでワンタイムパスワードを送信してもらいたいです」と伝えました。

    次に、本人確認として数点の情報を共有したのですが、最初はオペレーターから「SMSの受信ボックスを確認してください」と言われました。

    おそらくですが、テンプレ的に最初はこの回答が来ると思われます。

    なので腹を立てずに「ポケット型WiFiの回線なので、SMSの確認ができません」と、再度伝えましょう。

    すぐにワンタイムパスワードなしで手続きできるようにしてもらえたので、転出手続きはだいたい5分くらいで終えられました。

    ③SIMカードが届いたらSIMの有効化

    楽天モバイル側での転出手続きが完了したら、またpovoでの手続きに戻ります。本人確認書類のアップロードや写真撮影など、残りの手続きを済ませましょう。

    申し込み手続きがすべて完了すると、申し込み完了メールが届きます。

    その後、申し込み審査が無事に完了するとSIMカードが発送されるので、到着まで待ちましょう。

    わたしが申し込みをしたのが、9/22(日)の午前9時ごろでした。審査完了メール(SIM発送メール)が届いたのが同日の15時ごろなので、審査完了まで5〜6時間ほどかかっています。

    審査時間は混雑状況や日時にも左右されるものなので一概にはいえませんが、5〜6時間ほどかかる場合もあると想定しておくと、良いかと思います。

    SIMカードは、クロネコヤマトで申し込みの翌日に届きました。ポストに投函ではなかったので、場合によっては再配達の手続きも必要となるでしょう。

    開封すると、中にはpovoと書かれた白い封書が入っています。

    povo

    さらに封書を開けると、下のような説明書とSIMカード、SIMピンが入っています。

    povo povo povo

    まず、説明書の内容に従ってSIMカードを「Microサイズ」で切り取りましょう。

    次に、SIMの有効化を行います。povoアプリを開き、画面上にある黒い「SIMカードを有効化する」ボタンをタップしましょう。

    SIM1 SIM2 SIM3

    次に「バーコードをスキャンする」ボタンをタップします。SIMカードの台紙裏にあるバーコードをスキャンしたら、最後に「SIMカードを有効化する」ボタンをタップしてください。

    SIMが有効化されると、楽天モバイルからは「解約完了のお知らせ」が、povoからは「契約書面発行のご案内」メールが届きます。

    SIMの有効化をもって、楽天モバイルからpovoへの回線乗り換えが完了したことになります。

    ④ポケット型WiFiにSIMカードを挿して接続設定

    SIMの有効化が完了したら、次の手順で接続設定をしましょう。

    接続設定の手順
    1. ポケット型WiFiの電源を切る
    2. SIMカードを挿し替える
    3. ポケット型WiFiの電源を入れる
    4. ポケット型WiFiに接続した状態のPC・タブレットで「http://192.168.0.1」にアクセスする
    5. プロファイルを追加する

    まずポケット型WiFiの電源を切り、先ほど切り離したSIMカードをポケット型WiFiに挿入しましょう。

    カチッと音がするまでSIMカードを押し込んだら、ポケット型WiFiの電源を入れてください。

    次に、ポケット型WiFiに接続したPC・タブレットで「http://192.168.0.1」にアクセスしましょう。下のような画面が表示されるはずです。

    プロファイル設定

    パスワードの入力を求められるので「admin」と入力したら「ログイン」ボタンでログインしてください。

    ログインすると、下のような画面が表示されます。「2 ルーター」にある「設定」をクリックし、次の画面で「プロファイルの設定」をクリックします。

    プロファイルの設定画面が開いたら、まず「手動」を選択しましょう。次にプロファイルの隣にあるピンク色の「新規プロファイルを追加」ボタンをクリックし、次の内容を選択・入力してください。

    • IPタイプ:IPv4/IPv6
    • プロファイル名:povo2.0
    • APN:povo.jp

      最後に「追加」ボタンと「デフォルトに設定する」ボタンをクリックすれば、設定は完了です。

      最初の画面に戻り「2 ルーター」の4G横にあるボタンが「ON」の状態で、画面上の表記がKDDIとなっていれば、ポケット型WiFiでpovo回線が使用できるはずです。

      念のため「https://povo.jp/」へアクセスしてみましょう。トッピングを購入していない場合、通信速度が非常に遅いためページの表示に時間がかかります。時間がかかってもpovoのページが開ければ、正常に接続設定ができている状態です。

      povoで0円運用する際の注意点

      注意点
      1. 180日間に1回は課金しないと利用停止になる
      2. トッピングしないと、通信速度が激遅い

      povo 2.0は月額0円で運用できる通信サービスですが、無条件で0円運用ができるわけではありません。

      180日間、有料トッピングの購入などがない場合、利用停止や契約解除となる可能性があるので注意が必要です。

      また、データ容量が0GBの場合、通信速度は送受信最大128kbpsと非常に遅い点もデメリットといえます。

      ただし、180日間に1回でも有料トッピングを購入するなら、非常にコスパが良いサービスです。

      「たまには外で仕事しようかな」と思うタイミングが年に半年に1〜2回あればデメリットなしなので、使い勝手も良いでしょう。

      まとめ

      今回は、楽天モバイルのポケット型WiFi(Rakuten WiFi Pocket 2B/2C)をpovoで0円運用する手順を紹介しました。

      フリーランス(業務委託)は、時間や場所を問わずに仕事ができる点が大きな魅力です。ポケット型WiFiがあれば、電波が届く場所ならどこでも仕事ができます。

      楽天モバイルのポケット型WiFiは、キャンペーンを利用すれば1円で購入可能な端末です。また、povo 2.0はトッピングを購入しなければ月額0円での回線契約ができます。

      使用しない月の月額料金を0円にできるので「ポケット型WiFiを使用する頻度が2〜6ヶ月に1〜2度」という人なら、povoへ乗り換えたほうが経費を削減しやすくなるでしょう。

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      この記事を書いた人

      田舎在住のSEOライター。
      女の子を1人子育て中、1人は独り立ち済みの2児の母です。

      38歳になり、20代と比較すると約15kgも体重が増加してしまいました。
      これではいけないと思い、まずは健康的な食生活と運動習慣を身につけようと日々奮闘中です。

      無添加の調味料や有機野菜(無農薬・減農薬野菜)など、本当に意味で「身体が喜ぶ」ような食事を目指しています。

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